しゅんちゃんの Wingedボランティア日記

WEEK 8 and 9(2001年9月1日 - 15日)

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26.DR−Shift(わたしはメニューを覚えられません・・・)

DR−Shiftとは何か?答えは簡単。Dining Room Shiftの略である。何をするかといえば、ゲストやボランティアから注文を取り、食事を運び、食器を片づける(レストランのウエイターといったところ)。みんなが食べ終わったらダイニングの掃除をする。これを朝食・昼食・夕食とする。夕食後には仕事が終わり、というシフトである。このシフトの日は他のシフトと比べて仕事が早く終わるし、仕事の量も少ない。だからラッキー!と思ったら大まちがい!このシフトは慣れていないボランティアにとっては少し"くせもの"なのである。
 何がくせものかといえば、朝食が一番のくせものである。朝食はFull BreakfastとCerealsとがある。Full Breakfastはそれほど問題ない。「●●を多めに」「××は少なめに」「▲▲をぬいてくれ」などなど・・・。
 しかし問題はCereals。このシリアル、なぜかここには8種類も置いている。もしあなたがDR−Shiftならばこの8種類の名前を覚えなければならない。なぜなら、注文する側はどんな種類のシリアルがあるのか知らないからである。メニュー表にはただ「Cereals」としか書かれていない。そして注文する側はそれらのシリアルに「●●は多めに」「××は少なめに」「プルーンを入れてくれ」「グレープフルーツを入れてくれ」「ミルクは多めに」「●●と××をまぜてくれ」などなど・・・。
 もう、いいかげんにしろ―――――――――――――――――――――――――!!!
 と朝からパニックになっているのは僕だけなのだろうか・・・?
 しかしこれを読んでいるあなた、安心してほしい。僕はもう4ヶ月ほどになるが、いまだにシリアルの名前を覚えていない・・・。



27.010901―Independence Day―「見よ!これが私の汗と涙の結晶だ!」

 ―さあ立ち上がれ同志達よ!今こそ独立の時が来た!―
250801、独立革命の代表者である私は直訴状?をセンターマネージャー(一番エライ人)に提出した。
直訴状?には2人部屋から1人部屋、つまりシングルルーム移住への要求と、必要とする理由を明記したものである。そしてその瞬間、センターマネージャーからの回答を得た。
その回答とは・・・私達のシングルルームへの移住を認可するものだった!
無血革命は成功したのだ!
もし移住を認可されないならば・・・今の部屋で妥協するつもりだった・・・(かなり弱い革命者達である・・・)。
そう私達は、ついにシングルルームを獲得したのだ!
1週間後の010901―2001年9月1日のことで、記念すべきIndependence Dayである。この日を持って私達(Shun,Tomo,Mihoko)はそれぞれシングルルームを獲得したのである。
この日私達は無事シェアルームからシングルルームへの移住を終え、その日の夜革命者達による凱旋(部屋の中を行ったり来たり・・・もちろんお酒を飲みながら・・・)が行われ、盛大にパーティー(隣の部屋のボランティアの人から「うるさい」と言われそれ以降静かだった・・・。革命は成功したがパーティーは瞬時にして鎮圧された・・・。)が行われた。次の日はもちろん仕事だったのは言うまでもない・・・。
こうしてこの日はIndependent Dayになったのである。
この日の伝説は私達の中で永久に語り継がれるであろう・・・。


28.この鳥、凶暴につき・・・≪紙を与えるべからず!≫

これはDay-TripでBirdworld(こんな感じで鳥が放し飼いにされているところ。ペンギンもいた。はじめてナマを見た。感激!)に行った時のことである。
 僕はゲストに付き添って、昼食を他のゲストやボランティアと一緒にとっていたときのことである。僕たちの昼食につられて、何羽かの鳥たちが餌を求めてやって来た。その中の一羽がコイツである。コイツは最初僕たちのパックランチのチップスやビスケットのかけらを食べていたのだが、僕たちが食べ終わり餌がなくなると・・・。コイツはパックランチの紙袋をクチバシで引きちぎり、なんとそれを食べはじめた!!そしてその一口だけでは物足りずに再び引きちぎり食べはじめた・・・。
 僕はこの鳥を放し飼いにするのはある意味危険だと感じた・・・。


 29.Chinese Restaurant (飲みすぎ注意!!)

これはChinese Restaurantに行ったときの写真だ。
この日、Craig(センターマネージャーで一番エライ人)の母親が来るということになって、彼女とCraigと一部のスタッフと僕たちJapaneseトリオ(なぜか招待された。)でChinese Restaurantで夕食を食べることになった。僕はこのようなパーティーに招待されたのは生まれて初めてで、みんな顔なじみといえどもとても緊張していた(なにせ正装する必要があった)。Restaurantへ行く前にCraigが住んでいる家でお酒を出してくれた。僕はラム酒をコーラで割ったものを飲んだのだが、はじめて飲んだ瞬間とても気に入り、何杯もおかわりをしてしまった(しかもタダだしね・・・)。だからとても酔ってしまい、フラフラになりながらChinese Restaurantに行った。このとき僕はアルコールの力の凄さをつくづく感じた。というのは、いままであいさつ程度しかしなかったスタッフの人(これは僕の英語力不足が原因。)に気軽に声をかけ、会話をしていたのだ!そしてなぜか僕はアルコールが入ったほうが英語力が上昇するらしく(錯覚かな?)、聞き返すこともなく会話していた。自分がとても信じられなかった。しかし、もちろん副作用もある。僕はここで何を食べて何をしたのか記憶にないのだ!!翌朝に一緒に行った友だちやスタッフの人に聞くと、「自分の服のそでを汚しまくり、ワインをCraigめがけてこぼし、酔いつぶれて大さわぎ!!!」だったらしい。
 しかしその日を境に普段あまり親しくなかったスタッフが話し掛けてくるようになった。どうやらこの騒動で僕が有名になったらしい・・・!?
1人ぐらいできの悪いボランティアがいたって・・・いいよね?


 30.彼の名はAshley

 Ashleyとは誰か?この写真の右端にいる彼がそうだ!
僕がWingedに来て、いろいろな人に助けてもらった。そのおかげで何とかここまでやってこれた。一番お世話になったのはGeorgeだが、彼の存在も僕の中では大きい。
 彼と会ったのはこのときがはじめてで、この週僕はCotswolds(イングランド西部の小さくて素朴で素敵な村々が集まっている地方。村々の間を移動する時、公共交通機関では効率よくまわれずとても時間がかかる。)にとても行きたかったので、ツアーの予約を電話でしようとしたのだが、ツアー会社側が理不尽な事を言い少しトラブルになりかけて予約ができなかった。その話を他のボランティアにしていた時にちょうど同じ席にいた彼が「俺に任せてみないか?」と話し掛けてきた。僕はそれまで彼とは話したことが殆ど無かったにもかかわらず、だめもとで頼んでみた。
 そして彼が試したのだが、まず繋がらない。何度も何度も電話した後に繋がったのだが、やはり僕の時と同じでツアー会社側は理不尽な事をいう。しかし彼は僕とは違いそこであきらめなかった。彼は電話の相手に対し怒ったのだ!何も関係の無い彼が!なぜ?なぜあなたはそこまでするの?
―もしも僕が彼ならば、きっとそこまではしなかっただろう。「はぁ、そうですか?」と言ってあきらめていただろう。「僕はきちんと手伝った、しかしだめだった。だからそれは仕方のないことだ。」と言って頼んだ人を説得していただろう。頼んだ人もそれで納得していただろう。なぜなら僕は「手伝ったのだから・・・。」―
そしてそのとき、僕は彼には他の人とは違う何かアツイものを持っているのを感じた。そしてその彼の怒り(熱意?)が電話を通じて伝わったらしく、電話の受け手はツアー会社のマネージャーの携帯電話番号を彼に教え、そこにかけるように言った。その後彼はそこにかけてくれて、僕はめでたくCotswoldsツアーの予約ができたのである。
つまり彼のおかげで僕はCotswoldsに行く事ができ、それをきっかけに彼と親しくなっていったのである。ありがとう、Ashley。

to be continued...


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