しゅんちゃんの Wingedボランティア日記

WEEK 14 - 15(Parkinson's Week&No Smorking Week)
(13th of October to 27th of October in 2001)


week1 - 2 - 3-4 (Youth Weeks) - 5-6 - 7(Kids Week) - 8-9 - 10 - 11-12-13 - 14-15

41. Parkinson's Week―ゲストとビンゴ―
Parkinson's Week―この週はその名の通りここに来るゲストはみんなParkinson病の人達だ。だが他の週と異なるのは、ゲストは必ずといっていいほどカップルで来る。(カップルといっても新婚ホヤホヤ・・・ではなく年配の人なんだけどね・・・。)というのはどちらか一方がケアをする役目を担っているからだ。またこの病気の性質上大きな発作等が起こらない限り、ゲストは何もかも自分でできるという人達がほとんどだ。だからこの週はボランティアはあまりすることが無い・・・と言えば一見楽だが、実はそうとは言い切れない。確かに肉体労働は少ないのだが、その分ゲストはボランティアとのおしゃべりを求めるのだ。そうこの週はゲストのケアよりゲストとのおしゃべりが主体となり、ボランティアもゲストの世代や肉体労働が少ないという点に合わせたかのように年配の人が多い。 
そんな平均年齢の高いこの週でしかもこの国において盛り上がる定番のものがある。それは何か・・・ビンゴである。彼らのビンゴにかける情熱は凄く、ビンゴ会館に行っては賭けビンゴに興ずる。そんな一攫千金を夢見た人々が集まったBingo Week・・・ではなくParkinson's Week―もちろん夜のエンターテイメントにビンゴはあり、普段以上に盛り上がる。なにせみんな好きだから掛け金も配当金も普段の何倍にも膨れ上がる。
みんなみんなミリオネアを夢見て今宵も更けていったのであった・・・。


42.Hampshire Museum―この犬はひょっとしてあのイヌでは・・・―

 この週から登場した新しいDay-Tripの行き先―それはHampshire People Living Museumである。名前が長いので僕達はHampshire Museumと呼んでいる。Hampshireとは僕の住む街?Netleyを含めた一帯のことを指し、日本でいう都道府県のようなものだ。そんでもってこの博物館は当時(主に1950年代)のHampshireに住む人々の生活ぶりを描いたものだ。この博物館のユニークなところは、大きなドームの中に当時の街が再現されていて、タイムスリップしたかの様に博物館の中を歩けることだ。だが当時の道路(つまり石畳でしかも傾斜になっていて道路の真ん中が膨れ上がっている。)まで再現するのはいいけど車いすにはきつい。押す人にとってもきつい。しかも当時の路面電車(もちろん動かない)とその線路まで再現されていて時々車いすの車輪がはまって余計にきつい。けど年配の人が多い週がしばらく続いた上に、結構みんなに好評だったせいか毎週の如くこのDay-Tripが続きいいかげん飽きてきていた僕。そんな中もはや目を閉じてガイドができる達人の域に達していた僕と、初めてでウキウキしている?ゲストが一緒に歩いていたときに発見したのが、この写真にある古い蓄音機とそれを聞いているイヌ。なぜこんなところにこれが・・・。これはひょっとしてあのイヌでは・・・。


43.No Smoking Week―Cascade Shopping―

 この週はNo Smoking Week。特別な企画がある訳ではない。スモーカーの目の前にタバコをニンジンを追いながら走る馬の如くぶら下げ、「ほぉーら、どうだ、吸いたいだろう。」といいスモーカーを挑発し刺激するような企画や喫煙を一切禁止する企画があるわけではない。ただこの週だけは喫煙場所が禁煙になり、全館が禁煙になるだけだ。「スタッフやゲスト(もっぱらこの週はタテマエがNo Smoking Weekなだけにゲストは全員ノンスモーカーだと思うのだが・・・)やボランティアはこの週は一切喫煙を禁止するのか?」というのかというとそうではない。確かに館内は全面禁煙だが、一歩外に出るともうお構いなし。すう人はすう。すわない人はすわない。ただ基本的にこの週は一応No Smoking Weekということで、スタッフはゲストの前ではなく見えない場所ですっていたようだった・・・。
 そんなこの週に行ったDay-Tripはここ、Portsmouthにあるショッピングセンター。別に禁煙グッズを買った訳ではない。ただ普段通りにゲストと一緒にショッピングをして、他愛も無い話をしたりして特別なこともせずにこの週が過ぎていったのである・・・。
No Smoking Week―なぜこんな週が存在するのか?・・・Wingedの数ある謎の中の1つでもあった・・・。


 44.Southampton Dance Party Part2―Hat Party―

 今回もまたまた僕達Japaneseトリオは「ダンスパーティーに来ないか?」と誘われた。前回の大暴れ?(37.Southampton Dance Party)が好評?だったらしい。しかし今回は事前に「今回はハットパーティーなので帽子持参の上でそれなりの格好で来る様に・・・。」と事前に言われていた。だから今回こそ、紳士淑女がシャンデリアのあるホールで映画"Shall We Dance"の様に踊るのかと想像し、思わず僕達は、「そんな夜にふさわしい帽子を持っていない。」と言うとマネージャーが「心配するな。俺が当日までに用意しておいてやる。」と言った。そんなマネージャーが用意した帽子がこれ、今の僕の髪型と妙にマッチしてどこから見ても日本人では無くまるで・・・。マネージャー、どこからこんな帽子を手に入れてきたんだ―――――!!!。
 他のスタッフももちろん「それなりの格好」や「それなりの帽子」を持っているハズもなく、スタッフフラットは「ユニークな帽子コンテスト」の会場と化していた。
 ・・・結局今回も前回と同じように同じ場所でただ帽子をかぶりながら大暴れ?し、そんな僕らが目だってダンスパーティーに来ていた他の一般の人と意気投合し、熱く激しいビートを刻むかの如く踊り、夜は更けていったのであった・・・。

 


45.Mihoko―妖しき彼女の正体―

 みんなもうここではあちこちに登場してすっかり有名な彼女、この彼女の名前はMihoko。彼女はTomoと僕が来た時にはすでに働いており、何を隠そう僕達よりも長い長期ボランティアなのだ。そう彼女とTomoと僕との3人で"Japaneseトリオ"を結成?し、今まで数々の困難を乗り越えてきた。Georgeの部屋に"Happy Birthday"と言いつつ押しかけたり(9.George's Birthday)、Chinese Restaurant(29.Chinese Restaurant (飲みすぎ注意!!)やDance Party(37.Southampton Dance Party/44.Southampton Dance Party Part2―Hat Party―)、はたまた独立革命を起こしてシングルルームを獲得したり(27.010901―Independence Day―「見よ!これが私の汗と涙の結晶だ!」)、どれもこれも3人で実行できたものである。
「3人いれば文殊の知恵」と言うけれども、まさにそんな感じである。ありがとう、Mihoko。きっと1人や2人だったならばいずれも実現しなかっただろう。・・・こう書くとまたいつもの「出会いと別れの土曜日・・・」のパターンだと思うだろうが、幸運にも彼女はそうではない。Mihoko、これからもそのノリの良さと共によろしく。

to be continued...


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