佐藤茂之さんのホテルトレーニング体験記

2001年4月10日より湖水地方のKeswickにあるChaucer house Hotel にてホテルトレーニングプログラム をはじめた佐藤茂之さんのレポートです。これから随時レポートが入りますのでご期待ください。




- イ ギ リ ス 人 -
このホテル研修に参加して約1ヶ月経ちます。日本で、イギリス人は初めは取っつきにくいが慣れたらとっても付き合いやすいと聞きましたが、私にとってはそれは違いました。初めからみんな私を歓迎してくれて、こちらから話しかけずとも向こうからちゃんとコミュニケーションを取ってくれるのです。初日からもう友達もできた。ここには私と同じように英語を勉強するためにスペインから来ているカップルがいて、 同じ境遇だから特に仲良くなった。みんなMy friendと呼びかけて話が理解できないときも丁寧に理解できるまで説明してくれます。初めに私が想像していたイギリス人の印象は簡単に崩れ去りました。
ある日、仕事終わりにホテルのバー(バーと言ってもスタッフ用の小さなスペース) でレストランマネージャーのSとシェフのMと3人でビールを飲んでいるとき、私が想像していたイギリス人のことを話すと、一口にイギリス人といってもイングランド ・スコットランド・ウェールズ・アイルランドとそれぞれの地域の人達はそれぞれの主張や考え方があってその地域の英語の方言さえ誇りに思っているらしい。それぞれの歴史が重なり非常に複雑になっている。だから私が聞いたイギリス人についての情 報もその中の一部の人達の情報でしかすぎないということだった。そして文化のこと も知りたいというと、2人は屁をしてこれが俺達の文化だ、と言った。こんな具合で ある。イギリス人はみんな紳士だと聞いたのに・・・。別の地域に行けばまた別の意見が聞けるのであろうが、私はここがとっても気に入っている。


- 英 語 -
私たちが一般に学校で習う英語はアメリカ英語である。私からすればイギリス英語もアメリカ英語も大して変わりはない。ところがここの人達はアメリカ英語は英語ではなく、あくまでアメリカ語であると言う。たとえば、movieのことをfilm、elevartor のことをliftといい、発音も微妙に違う。彼らはその違いを指摘し、自分たちの英語はQueen Englishであると自慢する。別にアメリカを嫌っているわけではない。ただ、自分たちの話す言葉を誇りに思っているのだ。
話は変わるが、私は近くの英語教室に週に1回通っている。この教室はボランティアでしていて、1円も授業料を払わなくてよい。しかも生徒は私を含めて2人しかいないから、ほとんど個人授業みたいなものである。私は日本で英語教室に通ったことがなく、ほとんど自己流で文法もボキャブラリーも全てが足りないから一から勉強し直している最中である。もちろんQueen Englishを。周りの人みんなが私の先生みたい なものだが、この教室では英語の上達のためにどういう勉強が効果的かまでアドバイスしてくれる。英語の上達に一番重要なのはとにかく話すことだと思う。初めは全然英語ができなかったが4ヶ月でペラペラ(?)になったスペイン人のVもそう言って いた。そしてここにはその条件を充分に満たしてくれる環境がそろっている。日本人が一人もいないからだ。このプログラムを手配してくれたK新聞社のT社長が、ノイ ローゼになるぐらいどっぷり英語に浸かってくるように、ということでそのような場所を選んでくれたのだ。まだまだ会話もスムーズにはいかないが、やるしかない!

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