ASATONのドキドキのシベリア鉄道体験記NO.6
「二日目(2002年7月11日)」

昨日は一日モスクワ観光で疲れていたので 朝は寝坊してぐうぐう寝ていました。午前10時 Mちゃんが
「人がいっぱいいる!」
と停車駅を見て叫ぶ声で飛び起きました。シベリア鉄道の旅の楽しみのひとつが停車駅でロシアの人達から食べ物を買うだったので
「物売りがいるかもよ!」
と慌ててYちゃんも起こしたのだけれど…。あれ、何かが違う???列車に乗っていたアジア人達が駅に来ているロシア人に服を売っている?肩や腕にたくさんの服を引っ掛けただけの状態で、もしくはマネキンを高々とあげて。カラフルな服もあって、若いロシア人の女の子も結構買っている。その場で試着する人(ちなみに駅のプラットフォームです)、までいる始末。

あっけにとられる3人…。どうやら この列車は 商売をする人達がたくさん乗り込んでくる列車だったらしい。列車のなかでロシア人との触れ合いを期待していたのでちょっとショック。そして、謎のアジア人はどうやらモンゴル人であることが判明。

その後朝食兼昼食を食べる事になったが、ここで初めてサモワール(24時間使用OKの列車内にある給湯器)を使用。いつでもHot Teaが飲めるのは嬉しい。ただがたがた揺れる車内をお湯の入ったコップを持って歩くのは神経を使うけれど。食事の後はトランプをしたり、通路でストレッチをしたり。のーんびりと過ごす。

駅に停車する度に食べ物を売っていないか 目を凝らして観察するのだけれど、なかなかいない。想像では ロシアのおばちゃんが選びきれない位たくさん食べ物を売りにプラットフォームにたむろしていると思ったのだけれど。それでも ある駅でピロシキらしきものをGet。中身はリーク(ねぎのようなもの)でおいしかった。あの油っぽい日本で売っているピロシキとは全然違う!他にも イチゴやりんごなどの果物を売っていた。りんごも4個を60ルーブルでGet。ちなみにピロシキは1個5ルーブル。安いわあ。

ところが夕食となる程の食べ物をGetできなかったので非常食だったカップラーメンを早速食べ、果物にはりんごというメニュー。おいしかったけれど このカップラーメンはちょっと小さめだったので足りない。とても、とてもお腹にたまらないのである。Yちゃんは 空腹でとても辛そうだったし。みんな夜の10:30にはベッドに入ったのに 空腹の為に寝れず、3人とも12時近くまで起きていた。ひもじい…。明日こそ食べ物を!

夜中の12時にも駅に着いたので暇つぶしにボーっと表を見ていた時だった。小さい駅なのに乗客がちらほらいた。と、ひとり目の合ったアジア人(たぶんモンゴル人)の若い男がこちらの窓にむかって小石を投げつけてきたのである。こっわーい。何やねん。もうたった一日でモンゴル人の印象は最悪。トイレの使い方は汚いし、何回もコンパートメントの戸を開けていく奴はいるし(どうやら空き巣目的らしい)。まあ、必ず3人のうちの誰かが荷物番で部屋に残るようにはしていたので被害はなかったが。表に目印にとかけておいた日本のお守りはあっとゆうまに無くなっていたし。昼間トランプをしている時、部屋に入りこんで話をしようとする奴もいたしさ。

{教訓}
“モンゴル エキスプレス”はモンゴル商人ばかりですれた感じの人が多くガラが悪い。ついでに車掌も愛想が無い。荷物は常に気をつけ目を離さないように、そして部屋を無人にしないように。

つづく


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