ASATONのドキドキのシベリア鉄道体験記NO.3
「ベルリン〜モスクワへ」

ヨーロッパ旅行を終えていよいよモスクワに向けて出発する時、3人ともドキドキしていました。モスクワは治安が良くないと言うし、ヨーロッパの他の国と比べると未知の国。何が起こるんだろう、と言った感じでした。

7月7日の夕方4時06分ベルリン発の列車に乗って 約27時間の旅!食堂車はなさそうだったので、4回分の食事と飲み物を持ちこんで…。列車は特別に綺麗ではないけれどそこまで汚くもない、so―soでしょうか。私達の乗ったのは 3人掛けの座席が並んでいるだけの小さな個室ばかりの車両。夜寝る時は席を倒して 3段ベッドというもの。3人なので丁度よかった。

スペースもせまいので 食べるか、寝るか、おしゃべりか、トイレに行くぐらい。困ったことは この車両の車掌が スケベ親父で見かける度にふざけて,というかからかってきたこと。特にYちゃんは餌食にされていた…。
 
そして 途中からとても心配になってきたことが…。列車が予定より遅れている!モスクワ時間で夜の10時近くの到着なのにい。本当に送迎の人(このツアーはロシア入国時の送迎付だった)は待っていてくれるのだろうか…。

これがロンドンならねえ、こんなに心配はしないのだけれど。モスクワの夜なんて怖いし、電話もロシア語ではかけられないし。明るいうちならいいけれど真夜中だよ、真夜中。もう、時計を何回も見ながら3人とも列車の中でかなり焦っていました。

列車がモスクワについたのは 深夜12時半…。ホームのあたりにはそれらしい人もいないし、もうだめだ、やっぱり遅いから帰ってしまったんだと顔面蒼白になったところで、あっ!ホームのうんと先のほうに ボードを持った人が待っているではないですか!

おおー、もう駈け寄って3人で「スパシーバー(ありがとう)、スパシーバ」と連呼してしまいました。まあ、列車の遅れと言うのは珍しくも無いようなので、そんなに心配しなくても大丈夫だったのかもしれないですけれど。この時は本当に不安だったんです。で、深夜にホテルまで送迎してもらってベッドに入ってやっと安心できたのでした。

つづく


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