ASATONのドキドキのシベリア鉄道体験記NO.13
「八日目(2002年7月17日)」

今日は朝9時に朝食なのだけれど、眠くてなかなか起きれなかった。昨日の乗馬であちこち筋肉痛はでるし…。ゲル・キャンプでの食事もこれが最後。毎回羊の肉ばかりでていたけれどおいしかったし、ボーイさん達は一流ホテル並にマナーがよかったし。(これは同じツアーの人達も言っていた)10時にここを出てウランバートルに戻ってそこで一泊し、翌朝には北京行きのシベリア鉄道に再び乗るのである。

出発に際して、このゲル・キャンプの長老が挨拶してくれた。他のスタッフもいい感じだったし、不便ながらもそれがあんまり気にならず楽しく滞在できた。ここには犬も数匹いて夜はワンワン吠えたりしてうるさい時もあったけれど、かわいかった。実家で犬を飼っているMちゃんにはすごくよくなつき、尻尾をふりふり、お腹まで見せていたのだが、以前にお客さんを噛んだ事があるという前科者であった。ガイドさんも「この犬は危ない」なんて言っていたのだけれどね。この犬もお見送りに来てくれていた。スタッフと一緒になんだか寂しそうに立っていた。手を振ってくれるスタッフをみながら「またここに遊びに来ても良いな」と思ったりして。

ウランバートルに到着すると、一昨日に列車が遅れて見学する時間がなかった仏教寺院を見学しに行く。日本の仏教とはちょっと違うけれど、もとは同じ仏教。なんとなくガイドさんの説明もしっくりくる。他の西洋人にとっては仏教の価値観とか世界観はぴんとこないのではないのだろうか。アジアなんだな、ここは。列車だけでヨーロッパからアジアに来ちゃったよ。

その後 ホテルに荷物を置いて自由行動。といっても、観光するところはないし(ガ イドブックを持っていないからかもしれないけれど)、郵便局に行ったり、ランチを 西洋人向けのカフェで食べて、両替所に行ってモンゴルのお金を中国のお金に換金し て、と用事を済ませるだけであった。

この後ホテルまでの帰り道、Mちゃんがストリート・チルドレンにターゲットにされてしまった。3人のうちたまたまターゲットになってしまったようだが、この子供がしつこい!6,7才といった年齢なのにねえ。Mちゃんの腰まわりにまとわりつくようにして、おねだりして離れようとしない。もうバスケットのデイフェンスのようにMちゃんが右に動けばその子も右に、と言った具合。やっとのことで追っ払ったのだが…。ウランバートルのメインストリートには本当にたくさんのストリートチルドレンがうようよしているのである。

ホテルに戻ってからテレビをみたり(なんとNHKが見れた!一年ぶりの日本のテレビだ…)、洗濯をしたり。ベルリンまでは コインランドリ―を利用したり、YHのコイン式洗濯機を使っていたのだが、ここからは洗面台での手洗いしかできない。一回、モスクワのホテルのランドリーサービスを使ったらすごく高くついたし。シベリア鉄道の列車の中は実はすごい砂が入ってくる。一日たつとあちこちざらざらだし、Tシャツも黒ずんできた。もう洋服を洗いたくて仕方が無かったのである。(実は一昨日シャワーを浴びた時漂白されたように顔が白くなるという具合…)さあて、いざ洗ってみてびっくり。汚れているとは知っていたけれど水が真っ黒になるではないか!うわああ、こんなに汚かったのか。それを見たMちゃん、Yちゃんも慌てて服を洗うことに。

お洗濯の後はホテルのレストランでの夕食。これはツアーに含まれているので、指定されたレストランに行くだけ。ここで気になったのは蝿が多い事。ゆっくりお食事なんて気分ではなかったです。追っ払うのに必死で。面白かったのはここのホテルの売店。モンゴルの観光客は半分が日本人というだけあって、売店の商品はほとんどが日本のもの。シャンプーからカレールーまであった。久々に見る日本製品、懐かしい。

{教訓}
ガイドさんに言われたが、ストリートチルドレンには決してお金をあげてはいけない。 「一人あげたなら 後ろに100人いると思え。」
というようなことも言われたし。同じツアーの人達も私達も徹底的に無視していたが、媚を売りながらよってくるのである。同情心を起こしてへんなトラブルに巻き込まれないようにしましょう。またウランバートルではリュックは前に背負った方がいいとも言われました。気を抜かないように。

つづく


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