ASATONのドキドキのシベリア鉄道体験記
「憧れのシベリア鉄道」

No,1

シベリア鉄道に乗ってみたい!長年の夢でした。でも、まさかこんなに急に夢が叶うなんて思ってもいませんでした。そして本当に実現できるとは…。今でも信じられない位です。途中何度もだめなのじゃないかと思いましたから。
私は2001年5月に英国に入国し、2ヶ月の英語研修の後、スコットランドの首都エジンバラでCSVのボランティアとして活動していました。2002年5月末でボランティアビザが切れるので、飛行機の一年間のオープンチケットは捨てて、ヨーロッパを1〜2ヶ月放浪して新たに飛行機のチケットを購入して日本に帰国するつもりでいました、最初のうちは…。ところが同期のMちゃんと電話でおしゃべりしている時こんな話が出たのです。
Mちゃん: 「私、日本に帰るときシベリア鉄道で帰ろうかと思って。UK−Jのとしさんが飛行機のチケットがとれなかったらシベリア鉄道で日本に里帰りしようかって言っていたのを聞いて。そっかーその手もあったかと思って。」
私: 「それはいいなあー、私も一度乗ってみたかったんだ!」
と、すぐにその計画に飛びついてしまいました。憧れでしたからねえ、シベリア鉄道…。
日本に帰国する半年前の事でした。それから実際に列車に乗るまではいろいろありました、ホント。シベリア鉄道に乗る予定の人、乗ってみたい人にお役に立つような情報、そしてみなさんがシベリア鉄道の旅を体感できるような旅行記をお届けしたいと思います。

*クリアーすべき課題
事前にやる事はたくさんありました。まず、メンバー集めと情報収集。シベリア鉄道は4人一部屋なので、できれば4人メンバーでと思い同期に声をかけてみました。「いいねー、乗りたいなあ。」と言う人もあれば、なかなか出来ない事だから一緒に連れていってもらいなさいと周りから薦められたという人もありもしかして4人以上集まるかも!と期待していたのですが…。結局メンバーは3人でした。予定が合えば一緒に行きたかった、という人もいたので残念でしたが。
        
そして今度は情報収集。当時はエジンバラに住んでいたと言う事もありなかなか難しいものがありました。一番役に立ったのは日本から送ってもらった「地球の歩き方〜シベリア鉄道〜」でしたね。これでなんとか予備知識を得ることができました。

そして知ったクリアーすべきこととは
1、ロシア入国にはビザがいる
2、そのビザを取るには旅行会社でホテル等を予約し、その会社からバウチャーなるもの
(予約証明書)を発行してもらわなければならない。いや、ホテルだけではなくシベリ
ア鉄道の切符も予約しておかないといけないらしい。
3、ということはどこぞの旅行会社で上記の手続きを済ましてしまわねば。
4、そのためにはU・K内に散らばって滞在しているシベリア鉄道の旅参加
者の同期のMちゃん、Yちゃんとロンドンで会って打ち合わせしておかないと…

なんとか3人で話し合いができたのが3月末。旅行会社を決めて申し込みをしたのが4月。どこの旅行会社がシベリア鉄道の旅を扱っているのか見当がつかなかったので、UK―Jのとしさんにきいて「STAトラベル」にすることにしました。英国では 同じ銀行でも支店によって対応が違うとゆう事があるように旅行会社も支店によって微妙に対応が違いました。申し込みをする前に何店かチェックして、対応の良かった支店や担当者を選ぶと良いと思います。なかなかおもしろいですよ、同じ質問をしても全く違った答えが返ってきたり。それと、この旅行会社では担当者が最後まで対応することになるので、担当者の名前を覚えておいて、次回来店した時は受付で担当者の名前を告げることになります。

シベリア鉄道のパンフレットは店頭には置いていないですが、スタッフに頼めば奥から持ってきてくれます。これが結構いろいろなコースがある。ただシベリア鉄道に乗るだけのコース、バイカル湖で途中下車してトレッキングをするコース、モンゴル・中国を経由するコースなどなど。シベリア鉄道が毎日出発するわけではないので出発日は限定されていますが、いろいろと付け足して旅の内容を膨らましていくことができます、お金があればですが…。

私達が選んだコースは 「3つの首都めぐり」とでもいうのでしょうか。モスクワからシベリア鉄道に乗ってモンゴルの首都ウランバートルで下車して草原のゲルに泊まり、再びウランバートルから北京までシベリア鉄道に乗る。北京からはオプションで上海まで移動しそこから大阪行きの船に乗って日本に帰りつく、というものでした。
 
これでコースも決まって、ツアー開始日も7月8日となりました。後はビザを旅行会社にとってもらうのとモスクワまでの入国方法を決めれば…。モスクワまでの入国方法はベルリンからモスクワまで特急列車でと考えていたのですがこのチケットは旅行会社では取ってくれないとのこと。ドイツからの列車のチケットなんて、どこで入手すればいいんだー!すると、友人のMちゃんがインターネットで調べてドイツ国鉄(?)のHPから無事にチケットを取ってくれました。よかったー、ありがとう。
旅行会社で予約手続きをすませた日にパスポートを預けてビザ申請の代行手続きもお願いしてこれで課題はすべてクリアー!、とうかれていたのですが思わぬ落とし穴があったのです。

つづく


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